日本版raspberrypi3には技適マークが印刷されています

raspberrypi3は無線LANBluetoothが搭載され、CPUも大幅にパワーアップされて登場しました。しかし、ラスベリーパイはイギリスで開発されており日本において電波を出すための技術基準適合証明(技適)があるかどうかが心配されていました。

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 実際は技適の申請はされており、パッケージには技適マークは付いていたようですが、無線機の本体といえるraspberrypi3にはマークの表示はされていなかったのです。

技適の申請はされているので無線機としては問題がないが、その証明となる技適マークが基盤に無いため、合法的に技適マークがついたパッケージの中にraspberrypi3を入れて電源を入れるしかない状態だったのです。

技適マークがなかったからと言ってWIFI機器がBluetooth機器はスマホを含めて世の中にあふれていますので、違法でもわからない問題ではあります。コンプライアンスにどこまで適合させるかという事です。技適マークがないだけなのでほかの人に迷惑をかけることもありませんでした。

今まではイギリスや中国で生産された基盤で技適の印刷もなかったのですが、日本製の基盤にはちゃんと技適マークが印刷されていますので、無線機として安心して取り扱うことができます。

ただし、技適マークが無いものも出回っていますから技適マーク付きを購入するときは間違えないように注意が必要です。

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なお、技適がなくても人に迷惑をかけなければ罰則のようなものはないようです。

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